糖尿病は早期にみつけることが大切です。当院では検診も行っておりますし、糖尿病がご心配な方はいつでもおこしください。
検査は尿検査、血液検査などを行います。もし、糖尿病と診断されたら、内科での血糖のコントロールが大切です。
院長が、食事指導、運動療法などのご説明、ご指導をいたします。お薬が処方された方はきちんと忘れずに飲んでください。インシュリン注射の方も忘れずに注射してください。
糖尿病の方は必ず眼科で診察をおうけください。糖尿病は眼の奥の眼底に出血をきたす糖尿病網膜症という病気をおこします。糖尿病網膜症は、みにくいなどの自覚症状のないままに進んでいき、ほうっておくと失明にも至る怖い病気です。
軽症の時は自覚症状がないので、眼科に診察に来られないとみつかりません。自覚症状がないからと眼科に行かず放置しておくと、硝子体出血という大出血や網膜剥離をおこしたり、新生血管緑内障などの重篤な状態になってしまいます。硝子体出血がひかないとき、網膜剥離や網膜の表面に増殖膜ができたときは、「硝子体手術」が必要になります。
軽症の網膜症の場合は定期的な外来での精密眼底検査による経過観察です。受診の間隔は糖尿病の状態や眼の状態によります。ある程度進行した網膜症では、治療としてレーザー治療を行うこともありますが、外来通院でできます。
網膜症を防ぎ、また進行を抑えるには、血糖コントロールを行うとともに、定期的に眼科の検査を受け、早期発見・早期治療をすることが大切です。
糖尿病と診断されたら、必ず、眼科の診察をおうけください。
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